小児歯科〜乳歯について〜

こんにちは。横浜市青葉区にありますマイデンタルオフィスです。

今日は子供の歯、乳歯についてお話ししたいと思います。

乳歯の生え始める時期や生える順番は個人差がありますが、だいたい生後6ヶ月〜9ヶ月頃に下の前歯から生えてきます。
生え揃う時期は2歳半〜3歳くらいで、上の歯10本、下の歯10本の全部で20本です。

【見た目の特徴】
・永久歯よりも一回り小さい
・色は乳白色または青白色(永久歯は黄白色)

【性質の特徴】
・永久歯に比べ、歯の質が柔らかく虫歯になりやすい
・虫歯になると進行が早い
・虫歯の痛みを感じにくく、気づきにくい

このような性質から、子供が痛みを感じた頃にはかなり虫歯が進行している可能性もありますので、周りの大人が注意深く観察してあげる事が大切です。

また、乳歯はいずれ抜けるから放っておいても大丈夫なのでは?と思われがちですが、乳歯にはとても大切な役割があります。
・食べ物を噛む(消化吸収を助ける)
・発音を助ける
・あごの発育を助けて顔の形を整える
・永久歯が生える時の場所や上下の噛み合わせの関係を確保する(早期に乳歯が抜けてしまうと歯並びに影響が出る事がある)

大切な乳歯を守るためにも、ぜひ定期的な検診をおすすめします!

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